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チリ大地震 第4報(3/10up)

2010.03.10

チャイルド・フレンドリー・スペースを開設

CFSに参加する子どもたち
CFSに参加する子どもたち

2月27日(土)にチリで発生した地震と津波は、多くの子どもたちの心に傷をのこしました。
ワールド・ビジョンは3月7日(日)、コンセプシオンから約65キロ離れた町、ディチャトにチャイルド・フレンドリー・スペース(以下CFS)を開設しました。100人の子どもたちを収容するスペースがあり、子どもや青年期の若者を専門とした心理学者、教育者によるチームがCFSで行われる活動を管理し、多くの子どもたちが楽しさを感じ、勉強に戻るだけでなく、友だちや専門家と話すことによって、心の傷を癒し、子どもらしさを取り戻すための時間を提供していきます。また、昼食やおやつも提供されます。

温かいご協力をありがとうございました。
募金の受付は終了させていただきました。

活動のようす
活動のようす

スタッフの多くが、コンセプシオンや周辺の町出身のボランティアです。そのうちの1人、チジャン出身のゴンザレススタッフは語ります。
「被災した人たちを助けたいと思って、ディチャトに来ました。ワールド・ビジョンがCFSを運営しているのを知り、子どもたちに関わりたいと思って、手伝うことを決めたんです」

子どもの心理学専門家であるピラースタッフも、CFSでボランティア・スタッフとして働いています。
「親が家を失い絶望していることによって、多くの子どもたちが危機的な状況に置かれています。問題なのは、子どもたちは大人とはちがい、このストレスを処理することができないということです。ゲームやお絵描きなどの活動を通じて、子どもたちの心の傷を癒していきたいと思っています」

「子どもたちは今は笑い、遊んでいます」

マリエラスタッフ
マリエラスタッフ

CFSに子どもを参加させている親の多くが、地震と津波によって全てを失いました。新しい生活の場を見つけるための不安や、次の食事はいつになるのかという不安は、親が子どもたちと一緒に過ごす時間に影響します。加えて、多くの学校や幼稚園が避難所として使われ、再開の目処が立っていません。

4歳の息子をCFSに参加させ、自身もボランティアとして働いているマリエラスタッフは語ります。
「CFSのような、子どもたちが多くの活動に参加できる場所があり、とても嬉しいです。地震後、子どもたちは悲しみ、家を出ることを怖がっていましたが、今は笑い、遊んでいます。子どもたちがCFSにいる間、親たちも生活に必要なことをすることができます」

ディチャトには18歳以下の子どもたちが1,000人以上おり、そのうち約300人が1~5歳、約700人が6~18歳です。
子どもたちの心を建て直すのは、倒壊した家を建て直すよりも困難です。CFSは今後3カ月間、運営していく予定です。

ワールド・ビジョン・ジャパンでは、「チリ大地震緊急支援募金」を受け付けています。
一瞬にして日常を失ってしまった子どもたち、人々のために、皆さまのご協力をお願いいたします。

温かいご協力をありがとうございました。募金の受付は終了させていただきました。


【チリ大地震 第1報】

【チリ大地震 第2報】

【チリ大地震 第3報】