チリ大地震 第2報(3/2up)

2010.03.02

緊急支援物資の配布を開始

倒壊した建物から、家具を運び出す人々
倒壊した建物から、家具を運び出す人々

2月27日(土)にチリで発生した大地震に対して、ワールド・ビジョンは首都サンティアゴで、生存者への緊急支援物資の配布を開始するとともに、影響が最も大きかったサンティアゴ南部で、より規模の大きな緊急人道支援を行うため、準備を進めています。震源に近いビオビオ州、ラ・アラウカニア州のロタ・シティ、テムコ、コンセプシオンなどの地域では、すでに人道団体による支援活動が始まっています。

28日(日)ワールド・ビジョンは、被害状況を調査し、スタッフや地域の人々の安全を確認するため、通信と道路が寸断されていたコンセプシオンに、緊急人道支援の専門スタッフ6名を派遣。この支援チームは、コンセプシオン南部に第2の活動拠点を設置し、サンティアゴの支援チームとの調整にあたる予定です。

またワールド・ビジョンは、サンティアゴの倉庫に備蓄していた緊急支援物資だけでなく、支援の必要が高い水タンク、浄水剤、衛生キット、毛布等を新たに購入し、空輸が可能になり次第、コンセプシオンで配布する予定です。同時にボリビアのラパスなど、周辺地域の備蓄倉庫に保管されている緊急支援物資も運搬できるよう、取り組んでいます。

温かいご協力をありがとうございました。募金の受付は終了させていただきました。


子どもたちへの身体的、心理的な支援が必要です

現在、ワールド・ビジョンが支援活動を行っている5地域では、多くの建物が倒壊、または深刻なダメージを受けており、人々が安全に暮らすことはできません。28日(日)は水も電気も寸断されていました。子どもたちは屋内にいることを恐れ、多くの家族が路上で夜を過ごしています。校舎もダメージを受けてしまったので、新学期の開始も延期されてしまいました。

「被害の大きかったサンティアゴ南部では、多くの子どもたちや人々が食糧、衛生キット、水、紙おむつ、プラスチックシート、毛布、寝袋等の支援物資を必要としている」と、スタッフは報告しています。あわせて、治療や子どもたちの心理的なケアも必要です。

ワールド・ビジョン・チリ事務局長、タティアナスタッフは語ります。
「私たちは、子どもたちが受けた精神的な影響を非常に心配しています。ワールド・ビジョンでは、地震の影響を受けた子どもたちへの身体的だけでなく、心理的な支援も最優先にしていきます」。

ワールド・ビジョン・ジャパンでは、「チリ大地震緊急支援募金」を受け付けています。
一瞬にして日常を失ってしまった子どもたち、人々のために、皆さまのご協力をお願いします。

温かいご協力をありがとうございました。募金の受付は終了させていただきました。


【チリ大地震 第1報】