チリ大地震 第1報(3/1up)
2010.03.01
緊急人道支援を行っています
2月27日(土)現地時間午前3時半頃、チリでマグニチュード8.8の強い地震が発生しました。被害規模はまだ明らかになっていませんが、これまでに約700人の死亡が確認されています。また、震源から115キロに位置するチリ第2の都市コンセプシオンでは、建物の倒壊、停電、空港の閉鎖等が確認されており、今後被害が大きくなることが予想されます。
地震発生当時のようすを、ワールド・ビジョン・チリのマリエラスタッフは振り返ります。
「地震が発生したのは真夜中でした。皆眠っていて、逃げる時間はありませんでした。多くの建物が倒壊し、大きなビルでさえ崩れてしまいました。主要道路も破壊され、外部と連絡をとることは非常に難しい状況です。私たちも、他地域の事務所と何とか連絡をとろうとしていますが、電話は全く通じません」。
被害の把握は困難
ワールド・ビジョンは、30年にわたってチリでの活動を行っています。チリ国内にいる100名以上のスタッフの多くが、もともと震源に近い地域で暮らし、また活動しており、首都サンティアゴだけでなく、地震によって最も被害が大きいコンセプシオン南部でも活動してきました。
ワールド・ビジョンの緊急人道支援専門家である、スティーブ・マシュースタッフは
語ります。
「今回の地震は、1月にハイチで発生した地震と同じものではありません。ハイチでは被害が集中していたため、小さな地域に多くの緊急物資や、スタッフを派遣をする上で多くの困難がありました。今回の地震はチリ沿岸で発生しているため、遠隔地域にも影響がおよぶ可能性があり、被害状況を正しく把握するのは非常に困難でしょう。
そして、子どもたちやその家族が影響を受けることが予測されます。
ワールド・ビジョンでは過去の経験から、地震発生直後に生存者がどんな支援を必要としているのか、把握しています」。
ワールド・ビジョンはチリの隣国ボリビア空軍との連携のもと、防水シート、毛布、プラスチックシート等の緊急支援物資の空輸を計画していますが、チリの空港が閉鎖されているため、出発の遅延が予想されます。
温かいご協力をありがとうございました。募金の受付は終了させていただきました。

