ハイチ大地震 第19報 

2010.02.19

発生から1カ月以上 坂スタッフからの報告

1月17日(日)にポルトープランスに入り、緊急支援とニーズ調査を行っていた坂賢二郎スタッフ(海外事業部緊急人道支援課課長)が2月12日(金)に帰国しました。被災現場の状況と今後のワールド・ビジョンの活動について報告です。

綿のカーテンなどで作られた避難所
綿のカーテンなどで作られた避難所

「1カ月経って支援は少しずつ行き渡るようになってきたものの、地震で持ち物のほとんどすべてを失ってしまった多くの人たちは、いまだに劣悪な環境の中で生活を強いられています。運がよく、家の倒壊を免れた人たちも、夜は余震の恐怖から、危険を承知の上、屋外で寝ざるを得ない状態が続いています。実際、被災状況の調査で訪れた家族も、近所の人たちと身を寄せ合って眠れない夜を一緒にすごしていると教えてくれました。

現在、ワールド・ビジョン・ジャパンではテントの配布を行い、家をなくした人たちが、ハリケーンの季節がやってくる前に雨露をしのぎ、安心して眠りにつけるよう、急ピッチで支援を行っています。

ハイチの子どもたちと坂スタッフ
ハイチの子どもたちと坂スタッフ

ハイチはもともと中南米で最貧国の1つ。多くの人々が貧困の中で生活をしてきました。
今回の地震は、そういったもともと脆弱な人たちに更なる困難を強いています。
現在ワールド・ビジョンでは、上のようにテントや食糧、水衛生の支援を行っています。また、地震によるショックをうけてしまった多くの子どもたちのために「チャイルド・フレンドリー・スペース」を設置し、遊戯などを通じて子どもたちが心身とともに回復できるよう支援を行っています。

ただ、ハイチの人々が元の生活を取り戻すまでには緊急の支援だけでは十分ではありません。これから年単位での復旧・復興が始まります。ワールド・ビジョンでは中長期的な視点に立った支援計画に基づいた支援を行っていきます」

ワールド・ビジョン・ジャパンでは「ハイチ大地震緊急援助募金」を受け付けています。


募金のご協力をありがとうございました。募金受付は終了させていただきました。




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