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ハイチ大地震 第16報

2010.02.08

ポルトープランスで、チャイルド・フレンドリー・スペースを開設

避難キャンプで、CFSへの参加を呼びかけるボランティア・スタッフの男性
避難キャンプで、CFSへの参加を呼びかけるボランティア・スタッフの男性

ワールド・ビジョンは2月6日(土)に、ポルトープランスのペンションビレでチャイルド・フレンドリー・スペース(以下CFS)を開設、運営を始めました。CFSは、震災によって身体的・心理的に大きな影響を受けた子どもたちに食糧、水、医療などの支援とともに、子どもたちが安心して遊べる場所を提供し、歌、ダンス、ゲームなどの様々なアクティビティを通して、震災による悲しみが癒されるよう支援していく場所です。

CFSでの活動に参加しているジョセナちゃん(10歳)は言います。
「地震が起こった時、私は家で宿題をしていたの。地震が起こると、私はベッドから飛び降りて逃げたの。地震のせいで何にもなくなっちゃった。でも、これからも勉強を続けたいの」しかし、ジョセナちゃんの家は地震によって倒壊し、ジョセナちゃんの家族は現在避難キャンプで暮らしています。

ダンスを楽しむ子どもたち
ダンスを楽しむ子どもたち

ジョセナちゃんの弟、アルアイン君(8歳)も、地震発生当時のことを覚えています。
「地震が起きると、僕は走って逃げたんだ。何かが僕の家の上に落ちてくるのが見えたけど、誰かが僕の手をひっぱって、助けてくれたの。胸がドキドキしてるのが分かった。それから、人に服をもらったんだ。家にはシャツやズボンがあるんだけど、取って来ることができないんだ」

CFSでダンスや歌を楽しんでいる子どもたちの姿からは、彼らが震災によって体験した悲劇を想像することはできません。CFSでボランティア・リーダーとして働くキャリー・ペロースタッフによると、6~12歳の子どもたち100~140人がCFSの活動に参加しています。訓練を受けた心理学者でもあるペロースタッフは、震災による影響を受けた子どもたちをケアし、守るために避難キャンプのなかで啓発活動を行っていく必要があると言います。

笑顔を見せる少女たち
笑顔を見せる少女たち

「ワールド・ビジョンはスタッフだけでなく、30名のボランティア・スタッフとともにCFSを運営しています。ボランティア・スタッフの多くは、地震により家を失いました。避難キャンプのなかでCFSを運営することで、被災した親たちも“子どもたちが安全に、楽しい時間を過ごせる場所がある”と安心できるのです。しかし、子どもたちにどんな支援が必要か、優先順位を決めていくことは難しいです。なぜなら子どもたちには家も、学校も、食糧もないのですから」

ワールド・ビジョン・ジャパンでは坂賢二郎スタッフ(海外事業部緊急人道支援課課長)をポルトープランスに派遣し、緊急支援と被災現場のニーズ調査を行うとともに、「ハイチ大地震緊急援助募金」を受け付けています。


募金のご協力をありがとうございました。募金受付は終了させていただきました。



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