ハイチ大地震 第15報
2010.02.04
WFPのパートナーとして、大規模な食糧配給を実施
ワールド・ビジョンは今週、WFP(国連世界食糧計画)のパートナーとして、7つの人道支援団体との連携のもと、大規模な食糧配給を実施する予定です。これはハイチ政府の支援を受けて行われるもので、ポルトープランスだけでなく、これまでほとんど支援が届いていない地域に暮らす被災者およそ160万人に、食糧を届けられる見込みです。
2週間の配給期間中、ワールド・ビジョン単体としては1日(月)にポルトープランスのデルマとナゾンで、1万7,000人の被災者に84トンの米を配給します。加えて3日(水)、治安が悪いシテ・ソレイユの2カ所でも配給も計画しています。食糧配給は毎日、計4カ所で行い、およそ40万人の被災者に食糧を届ける予定です。
ポルトープランスにおけるワールド・ビジョンの緊急支援ディレクター、ジーン・クラウド・ムカディスタッフは、「シテ・ソレイユで食糧配給を行うためには、人口密度の高さや治安の問題から、より時間をかけて準備しなければなりません。しかし、人々の安全と、最も食糧を必要としている人々に確実に届けられることが確認でき次第、すぐにシテ・ソレイユでの配給を行いたいと思います」と語ります。
そのため、ワールド・ビジョンは地域のリーダーたちに登録クーポンを配布し、最も弱い立場に置かれ、食糧を必要としている家族を識別しています。
安全性の確保が最優先
安全性を確保するため、ワールド・ビジョンスタッフは事前調査だけでなく、それぞれの配給が適切な場所・規模で行われることを確実にします。また、国連安定化部隊と米国海兵隊の協力も得ます。そして、食糧配給を行うなかで人々の尊厳を守るために、人権保護団体やワールド・ビジョンのチャイルド・プロテクション(子どもの人権保護)専門家が配給に加わります。この数日間で、100名以上のスタッフが人道保護とセキュリティの訓練を受けました。
ムカディスタッフは語ります。「スタッフは、確実に被災者の人々が尊厳を持って扱われ、そして最も弱い立場に置かれた人々に、支援を最優先に行き渡らせることに注力しています。私たちはまた新しい方法で、人々に必要な情報を届け、どんな支援を必要としているかを確認しています」
ワールド・ビジョンはクレオール語のラジオ番組や、SMSテキストメッセージの配信、そして地域のリーダーやモビライザーたちに直接働きかけることを通じて、子どもたちの人権を守り、食糧配給についての正しい情報を広めるようにしています。
ワールド・ビジョン・ジャパンでは坂賢二郎スタッフ(海外事業部緊急人道支援課課長)をポルトープランスに派遣し、緊急支援と被災現場のニーズ調査を行うとともに、「ハイチ大地震緊急援助募金」を受け付けています。
募金のご協力をありがとうございました。募金受付は終了させていただきました。
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