ハイチ大地震 第10報
2010.01.23
ポルトープランス坂スタッフからの報告
17日(日)にポルトープランスに入り、緊急支援とニーズ調査を行っている坂賢二郎スタッフ(海外事業部緊急人道支援課課長)より、被災現場の状況について報告です。
「実感する限りでは、街の治安は“不安定ながらも落ち着いている”という状況です。しかし避難キャンプなどで調査を行っていると、避難生活の疲れからくるものなのでしょうか、被災者の方々の対応も次第に深刻さを増してきています。避難キャンプは、空き地や公園などに設置されているだけなので、特に衛生施設があるわけではありません。山のように積まれているゴミを見るのもしばしばです。幸い現在は乾季なので、今のところ大規模な病気の感染などは起きていませんが、疥癬やアレルギーを訴える子どもたちにも、実際に会っています。
このような状況のなかでは、まず衛生に対する支援が非常に重要な柱の1つとなります。また、食糧は被災者の方々にとっても大きな関心事です。そのため、配布が行われる際には混乱も起きやすいので、実際に配布を行う際には細心の注意が必要です。ワールド・ビジョンでは食糧配布の際、警備をつけて不必要な争いが起きないようにしています。あわせて、精神的にも大きなショックを受けた子どもたちのために、社会的心理ケアなどの特別な支援が必要です」
ワールド・ビジョンではこれまで行った調査をもとに、今後90日間は特に避難シェルターの設置、食糧、保健衛生、医療、子どもたちの保護、食糧以外の支援物資配布などに重点を置いて、緊急支援を行っていきます。
ワールド・ビジョン・ジャパンでは「ハイチ地震緊急援助募金」を受け付けています。
募金のご協力をありがとうございました。募金受付は終了させていただきました。
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