ハイチ大地震 第7報
2010.01.20
発生から1週間 厳しい状況が続いています
発生から1週間。国連によると、これまでに約70,000人の死亡が確認されました。死者は100,000人を超えると推測されており、家を失うなどの影響を受けた人々は300万人にのぼります。
ポルトープランスでは、家を失った人々は243カ所に点在し、多くの被災者がゴナーブ島を含む他地域に移動しました。食糧の値段は高騰し、緊急支援物資の配布は続けられていますが、安全な避難シェルター、水、食糧、医療品、医療スタッフなどは全く足りていない状況です。特に、治安と衛生状態の悪化が最大の問題です。強盗や略奪が増加するなか、何万人もの被災者がトイレを含む基本的な衛生設備がない環境で避難しており、街は臭気に包まれています。
また、ポルトープランスの空港だけでなく、サント・ドミンゴからポルトープランスへ続く陸路も非常に混雑しており、通常なら5~8時間の道のりが、現在状況によっては約18時間かかっています。
ワールド・ビジョンがハイチ国境に近いドミニカ共和国ジミニで運営するクリニックには、35床に対して300人の負傷者が殺到し、部屋や医療品が不足するなか、懸命な手当てが行われています。そのうちの多くは、家族から離れ離れになってしまった子どもたちでした。また、重傷者はヘリコプターでサント・ドミンゴに輸送するとともに、避難シェルターを設置し、食糧、水、医療品などの配布を行っています。
さらに、ドバイ、パナマ、ドイツ、カナダ、デンバーの備蓄倉庫から、防水シート、水、シャベル、衛生キット、毛布、蚊帳などの緊急支援物資を空輸する予定です。
ワールド・ビジョン・ジャパンでは、坂スタッフ(海外事業部緊急人道支援課課長)を被災現場に派遣し、緊急支援と被災地域のニーズ調査を行うとともに、「ハイチ地震緊急援助募金」を受け付けています。
一瞬にして全てを失った子どもたち、人々のために、皆さまのご協力をお願いいたします。

