「Child Health Now - アクション!救えるはずの命のために」スタート
2009.11.27
「Child Health Now - アクション!救えるはずの命のために」が世界的に始まりました
ワールド・ビジョン(WV)は11月16日に世界のワールド・ビジョンが連携して行う取り組み「Child Health Now - アクション!救えるはずの命のために」(以下、Child Health Now) を開始し、国際的な発足記念イベントを政府、国際援助機関、国連、NGOの関係者、各国の大使、宗教指導者、報道関係者の参加のもと、ナイロビ(ケニア)とニューヨーク(米国)で開催しました。Child Health Now は、防ぐことができる原因で命を落としている子どもたちを毎年600万人救うことを目的としています。
ナイロビ(ケニア)でのイベント
ケニアのナイロビで行われたレセプションには保健省の高官、NGO、国連機関関係者など150名が出席し、会場にはオバマ大統領の祖母であるサラ・オバマさんの姿もありました。
ケニア政府関係者はWVがアフリカをはじめ世界中で行っている母子の保健向上のための活動を高く評価しました。ケニアのライラ・オディンガ首相夫人イダ・オディンガさんは母子の死亡はアフリカ全土での深刻な問題であり、ケニア政府はこの問題を解決するための取り組みを強化していきますと語りました。
続けて、WVインターナショナルの前総裁ディーン・ハーシュ、WV国際保健/HIVエイズディレクターのマーサ・ニューサム、変革をもたらす開発機関(Transformational Development Agency)のアヨオデ・オラトウンボサン博士らが講演を行いました。
マーサ・ニューサムはChild Health Now報告書を発表し、世界の子どもたちを取り巻く保健の危機的な状況に対する世界的な対応の重要性を強調しました。
参加者は各国政府に母子保健に優先して取組むことを求める署名を行いました。また、アフリカの子どもたちの保健、栄養、水と衛生状態の改善への願いに耳を傾けました。子どもたちの願いはタイムカプセルに納められてWVナイロビ事務所に安全に保管され、子どもたちの願いが聞き入れられたかを確かめるために5年後に公開されることになっています。
ニューヨーク(米国)でのイベント
ニューヨークのイベントは国連本部の食堂で開催され、国連機関、NGO、報道関係者、各国大使、母子保健に取り組む団体関係者など100名が参加しました。
WVインターナショナル総裁であるケビン・ジェンキンス、ユニセフ事務局長のアン・ベネマン氏、と国連副事務総長のアシャ・ローズ・ミギロ博士によって基調講演が行われました。ジェンキンス総裁は「Child Health Nowを通して世界中が子どもの命を救うための目標を見つめ直し、達成することができるようにWVは世界に働きかけていきます。WVは約100カ国の1600以上のコミュニティでの活動で学んだ教訓を生かすことができます。私たちの開発援助事業の戦略を、地方と国の政府へ働きかけるアドボカシーにつなげていきます」と述べました。
ユニセフのベネマン事務局長は講演の中で「世界中の女性と子どもたちの健康と栄養状態を向上していかなければならないという同じ責任のもと、Child Health Nowはユニセフとワールド・ビジョンが子どもたちに影響を与える様々な課題へともに取り組んでいく良い機会となるでしょう。私たちの活動が成功したかどうかは何人の命を救い、そして健康状態を改善できたかということで明らかにされるでしょう」と語りました。
講演後はBBCニュースのジョン・ソペル氏の進行でパネルディスカッションや質疑応答が行われました。母子保健の現状やChild Health Nowの内容、そして政府と市民社会がミレニアム開発目標4と5を達成するために何ができるかなどを議論しました。
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