9月11日(木)ワールド・ビジョン・カフェ開催報告

2008.09.16

カフェ当日のようす
カフェ当日のようす

9月11日(木)、今年8回目となるワールド・ビジョン・カフェを開催しました。小さなお子さまを含む計53名の方々がご参加下さいました。

今回のテーマはインドネシア。当日はワールド・ビジョン・インドネシアからプリシラスタッフ、ノバスタッフを迎え、まずプリスラスタッフより、ススカン地域開発プログラムでの活動についてご報告しました。

ススカン地域のようす
ススカン地域のようす

「ススカン地域は首都ジャカルタの東部に位置し、様々な地域から仕事を求めて流入して来た人々によって構成されています。教育レベルは低く、ススカン地域の人口のうち48%の人々が、小学校しか卒業していません。雇用機会は多くありますが、多くの人々が技術を持たないため、職を得ることができません。
また首都に暮らしていながら、必要な情報を得る機会が限られ、情報化社会から取り残されています。高い犯罪率や麻薬、HIV/エイズの拡大、子どもたちへの虐待なども、重要な課題です」

ワールド・ビジョン・ジャパンでは1996年から、ススカン地域においてチャイルド・スポンサーシップによる支援活動を行っています。

「子ども学習センター」で勉強する子どもたち
「子ども学習センター」で勉強する子どもたち

「現地では教育、保健衛生、経済開発の分野に特に力を入れています。例えば教育分野では“子ども学習センター”を運営しています。貧しい家庭では、多くの親が十分な教育を受けておらず、子どもたちと一緒に勉強したり、ディスカッションしたりすることができません。センターでは子どもたちが放課後集まり、一緒に勉強できる機会を与えています。
また保健衛生分野では、ピア・エデュケーター(HIV感染予防についての情報を、同年代の仲間に伝える普及員)の養成に力を入れています。子どもたちは、大人よりも自分たちの仲間からの情報を信頼するので、より効果的に情報を伝えることができます。またピア・エデュケーターとしての活動を通して、リーダーシップや自信を身につけることができるのです」

ピア・エデュケーターとして情報を伝える男の子
ピア・エデュケーターとして情報を伝える男の子

ノバスタッフは1999年からワールド・ビジョン・インドネシアに入団し、2004年からススカン地域開発プログラム全体を統括する責任者として働いています。カフェの最後に、ノバスタッフが支援地の子どもたちに対する思いを語りました。

「支援地の子どもたちは、ジャカルタでの激しい競争の中で生きています。特に1998年に起こった通貨危機は、貧しい人々に大きなダメージを与え、現在も多くの人々が希望を失ったままです。しかし同時に、教育や就職など、様々な機会に恵まれている場所でもあります。子どもたちが競争を生き抜いていくための自信、前向きな意志ややる気を身につけていくことができるように働いていくことが、私たちの役割だと思っています。

支援地の子どもたち
支援地の子どもたち

ワールド・ビジョンは今後も地域の人々と協力しながら活動を行い、地域が自立し、ワールド・ビジョンが撤退しても活動を続けていくことができるようにしたいと思っています」

カフェ終了後、多くの参加者の方々がプリシラスタッフ、ノバスタッフに感想や質問を伝えてくださり、2人も「日本の支援者の方々に会えて、とても嬉しかった。インドネシアと日本で国は違っても、まるで家族のような親しみを感じた」と語っていました。

■尚、カフェにご参加いただけなかった方も、動画でインドネシアの報告をご覧いただけます (全49分)
再生するにはクリック
カフェのようすを動画で再生する>>

アンケートに寄せられた感想の一部をご紹介します。

・ 若い方から年配の方まで、様々な人が参加されているのに驚きと頼もしさを感じました。
・ インドネシアでのワールド・ビジョンの活動を知ることができてとても勉強になりました。
“学習センター”や“移動図書館”が大変印象に残りました。
・ もっと現地の状況を詳しく知りたい。
・ 様々な人々がいる都市にて支援をしていくことの困難さが印象的でした。
未来を担う子どもたちの活動が盛んなことに、将来性を感じます。

ご参加下さった皆さま、本当にありがとうございました!
尚、次回のワールド・ビジョン・カフェは、詳細が決定次第ホームページ上でお知らせします。

過去のワールド・ビジョン・カフェの報告を見るにはこちら>>