7月7日(月)ワールド・ビジョン・カフェ開催報告
2008.07.09
7月7日(月)、今年6回目となるワールド・ビジョン・カフェを開催しました。今回は初めての月曜開催でしたが、計151名の方々がご参加くださいました。
今回は特別ゲストとして、ワールド・ビジョン・ケニアより事業統括ディレクターのトーマス・ルット氏を迎えました。トーマス氏は1990年、ワールド・ビジョン・ケニアに入団。入団当初は支援地域に住み、地域住民の人々や子どもたちと直接関わりながら働いていましたが、現在ではワールド・ビジョン・ケニアの事業全体を統括する立場として、プログラムを指導しています。
ワールド・ビジョン・ケニアは1974年に設立され、現在ケニア国内の8州62地域でチャイルド・スポンサーシップによる支援活動を行っています。ワールド・ビジョン・ジャパンでは、オレントン、イララマタク、キアンボゴの3地域を支援しており、チャイルドの数は5,200人にのぼります(予定含む)。
現地では水・衛生、医療、教育、経済開発、HIV/エイズなどで親を亡くした子どもたちに対するケアなど、多分野にわたる支援を行っていますが、ワールド・ビジョンでは地域住民の人々が支援に依存してしまうことがないように、住民主体で活動を進めています。
「例えばぬかるみにはまっている車を見つけたら、私たちはその車の運転手と一緒に車を押して、車がぬかるみから出られるように手伝います。
でももし運転手が運転席に座ったままだったり、自分が押す様子を道に座って見ていたりしたら、手伝おうとは思いません。
ワールド・ビジョンの支援も、それと同じです。
支援地の人々は、一方的に支援を受ける存在ではありません。
私たちは彼らの能力を引き出し、自信をつけ、彼ら自身で活動を行っていくことができるように、手助けする存在なのです」
イララマタク、キアンボゴではまだ活動が始まったばかりですが、オレントンでは2003年から活動を続けています。これまでの活動を通して、マラリア感染者の減少、小学校への入学率の向上、子どもたちの権利に対する関心が高まるなど、多くの成果があがっています。その一方で、インフラがまだ乏しいために支援地へのアクセスが難しいこと、野生動物による被害など、多くの困難があるなか活動が進められています。
「特に、早婚やFGM(女性性器切除)などの、子どもたちの健やかな成長を阻む伝統・習慣は、大きな困難です。
私たちは地域住民の人々の伝統を尊重し、一方的に価値観を押し付けることなく、話し合い、お互いを理解しあい信頼関係を築きながら、活動を進めています。活動を通して、支援地域の子どもたちや人々のなかに起こる“変化”を見ることが、私にとって一番大きな励ましです」
今回も質疑応答の時間には、参加者の方々から多岐にわたるご質問が寄せられ、カフェ終了後も会場に残って、トーマス氏やスタッフに質問する方々も多くいらっしゃいました。「日本のスポンサーの方々、ワールド・ビジョンの活動に関心を寄せて下さっている方々に出会えたことは、とても良い経験になった」と、トーマス氏は語っていました。
アンケートに寄せられた感想の一部をご紹介します。
・ こういう場に参加したのが初めてだったので、とても有意義でした。当たり前のことですが、世界には私の知らないことがまだまだたくさんあること、そして私にも何かできることがあることを感じました。
・ 関心の高い人も多く来ているので、もっと踏み込んだ話も聞きたかったです。
・ FGMやマラリアの話を聞いて、とても悲しくなりました。日本で生きているだけでは、想像もつかないことばかりでした。真実を話していただいて、本当に感謝します。
・ 具体的な数値などを知り、ショックを受けました。2人のスポンサーではありますが、まだまだ他にも自分にできることがたくさんあると感じました。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!
■尚、カフェにご参加いただけなかった方も、動画でケニアの報告をご覧いただけます
カフェのようすを動画で再生する>>
なお、次回のカフェは詳細が決定次第、ホームページ上でお知らせします。
これまでのカフェの報告はこちら>>
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チャイルド・スポンサーを募集しています
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