11月22日(木)ワールド・ビジョン・カフェ開催のご報告
2007.12.07
11月22日(木)、今年12回目のワールド・ビジョン・カフェを開催しました。今回も学生やお仕事帰りの方々が多く、105名の方々がご参加くださいました。
今回は、海外事業部緊急援助・人材派遣課課長の池田満豊スタッフがお話ししました。池田スタッフは1993年ワールド・ビジョン・ジャパンに入団以来、アフガニスタン危機やイラク戦争など、人々の記憶に残る多くの災害復興・人道支援や、国内外での様々な働きに関わってきました。
カフェ当日は「紛争下の子どもたち」と題し、ルワンダ、アフガニスタン、イラクで起こった紛争を例に、紛争によって子どもたちがどのような影響を受けるのか、また紛争下にある子どもたちに対してワールド・ビジョンが行っている活動についてお話しました。
紛争で最初に犠牲になるのは、最も弱い立場におかれた子どもたちです。ルワンダでは、多くの子どもたちも虐殺の対象になりました。また、親を失い孤児となった子どもたち、親とはぐれてしまった子どもたちが、自分たちだけで生きていくのは容易なことではありません。難民キャンプでも、抵抗力のない多くの子どもたちが、下痢などによって命を落としました。
アフガニスタンとイラクでも、紛争によって多くの子どもたちが家を失い、難民・国内避難民となりました。イラクではかつての軍事基地あとにキャンプが作られ、不発弾などが残る非常に危険な環境での生活を余儀なくされた人々・子どもたちが多くいました。教育の機会も奪われ、毎日のように銃声や爆発音を聞きながら暮らす子どもたちが心にどれほどの傷を負ったのかは、はかり知ることができません。
報告のなかで池田スタッフが特に強調したのは、「傷つき、弱い立場におかれた子どもたちは単なる犠牲者ではなく、復興を担う希望である」ということです。
子どもたちの代弁者として私たちが声をあげ、一時的ではなく、緊急援助・復興支援から、チャイルド・スポンサーシップによる地域開発という継続的な支援を責任もって行うことによって、子どもたちは成長し、やがて自分たちの国を復興させていく力になっていきます。
ワールド・ビジョンでは、子どもたちが心の傷を癒し、再び希望をもって歩んで行くことができるように、現在でもルワンダ、アフガニスタン、イラクの子どもたちへの支援を行っています。ルワンダでは、チャイルド・スポンサーシップによる支援開始のための準備を進めています。
「私たち大人には、子どもたちという『希望』を育む義務があります。子どもたちは、自分たちの辛い経験や心に負った傷を表現することができません。私たちが子どもたちの代弁者となり、また具体的な支援活動を通して、紛争前よりも良い状況を築いていくことができるよう、支援のプロとして、今後も活動していきたいと思います」池田スタッフは語りました。
アンケートに寄せられた感想の一部をご紹介します。
・ 緊急支援~復興~開発まで責任を持った支援をしている点。
ルワンダのような緊急の状態だった国がスポンサーシップを始められる段階までコミットしてきた点が素晴らしいと思いました。
現地での生々しい写真で、厳しい状況がよく分かりました。
・ 各地での非常に厳しい現実がよく分かりました。
すでに過去のこととなっている紛争やその地域で、継続して活動されているということ、改めて実感しました。
・ 人数も多く、聞きやすいプログラムでした。より技術的な資料もあればよかった。
・ 現場でしかわからない事が多いと思います。行動を起こせない私達に、その部分を教えていただいた事を大変嬉しく思います。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!
次回のカフェは「ワールド・ビジョン・カフェ スペシャル」と題し、親善大使の酒井美紀さんをお迎えします。
12月18日(火)19:00~20:30に開催する予定です。
参加お申込みはこちら↓
今回ご参加いただけなかった方も、次回ぜひご参加ください。
たくさんの方のご参加を、お待ちしています!
★「ワールド・ビジョン・カフェ スペシャル」の詳細はこちら

