5月24日(木)ワールド・ビジョン・カフェ開催のご報告

2007.06.01

スーダンの子どもたちと横山スタッフ
スーダンの子どもたちと横山スタッフ

5月24日(木)、今年第5回目のワールド・ビジョン・カフェを開催しました。今月も先月に引き続き平日夜の開催でしたが、会社帰りの方や学生の方々など、これまでに最も多い117名の方々がご参加くださいました。

スーダンは1983年、20年にわたるアフリカ最長の内戦が勃発。ワールド・ビジョンでは、内戦中スーダンからの難民が最も多かったケニア・カクマ難民キャンプで支援活動を行っていました。2005年に平和合意が結ばれてからは、故郷に戻り始めている人々が一日も早く内戦前の生活をとり戻せるように、スーダン国内での支援活動を行っています。

ワールド・ビジョンが設置した浄水装置で手を洗う子どもたち
ワールド・ビジョンが設置した浄水装置で手を洗う子どもたち

海外事業部緊急援助・人材派遣課の横山スタッフは2006年8月から2007年4月まで、南部スーダンアッパーナイル州に駐在。世界中から集まったワールド・ビジョンのスタッフ、地域の人々と協力しながら、人々の生活基盤に必要不可欠な浄水装置と公共トイレの設置事業を行いました。

当日は、現地の写真や映像を交えながら、横山スタッフが支援現場で得た様々な経験をお伝えしました。特に横山スタッフが強調したのが、「守るべき人は誰か」ということです。
本当に人々に役立ち、持続性のある支援を届けるために、ワールド・ビジョンでは支援を受ける人々自身の活動への参加を重要視しています。その中でも最も弱い存在でありながら、最も声の届きにくい女性や子どもたちの声を支援に反映することが必要不可欠です。

厳しい支援地での生活のなかで、「なぜ日本がアフリカの人々を支援しなければならないのか?」という疑問にぶつかった横山スタッフに答を与えたのは、スーダンの子どもたちでした。厳しい環境のなかで懸命に「生きたい」「学びたい」と願う子どもたちの姿を通じて、横山スタッフはそれまで机上の知識でしかなかった「子どもの権利」-人種や国籍に関係なく、全ての子どもたちに生きる権利があること-を、現実のものとして実感したと語りました。

20年におよぶ内戦で多くの命が失われたスーダンでは、人口の半分が子どもと言われている
20年におよぶ内戦で多くの命が失われたスーダンでは、人口の半分が子どもと言われている

一見絶望に満ちているかのように思えるスーダンで、自分たちの村や国を思って「学びたい」と願う子どもたちは、スーダンの未来を担う希望です。ワールド・ビジョンでは現在伊藤真理スタッフを派遣し、スーダンが国家として再建され、子どもたちが希望ある毎日を歩めるように、食糧、衛生、医療など、様々な面で今後も支援を続けていきます。

今回も質疑応答の時間には活発な質問が出され、カフェ終了後もスタッフに質問する熱心な参加者の姿が多く見られました。

アンケートに寄せられた感想の一部をご紹介します。

* 現場の生の声が聞けて、ワールド・ビジョンの活動を身近に感じることができました。また、働く人たちが本気でこの活動に取り組んでいることがよく分かりました。
* 学びたいという意欲があるにも関わらず、それを実現できないという子どもが多くいるということを改めて知ることができ、支援することの大切さをより理解することができました。

当日のカフェのようす
当日のカフェのようす

* 参加者の皆さんがとても熱心にワールド・ビジョンの活動や支援に興味をもち、疑問点について次々と積極的に質問されている姿がとても印象的でした。
* 具体的な活動の内容も知りたかったです。

ワールド・ビジョン・カフェは、途上国の子どもたちのために“何か”をしたいと思っている方や、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動に関心を寄せてくださっている方と、より深いコミュニケーションの機会として開催しています。
今回いただいたご意見やアンケートも、今後の活動に活かしていきたいと願っています。

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!

次回のカフェは、6月28日(木)19:00~20:30に開催する予定です。
当日の内容は、詳細が決定次第HP上でお知らせ致します。
参加お申込みはこちらから↓


また、お電話(0120-465-009)でも受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。

今回ご参加いただけなかった方も、次回ぜひご参加ください。
たくさんの方のご参加を、お待ちしています!

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