ワールドビジョンの活動


ワールド・ビジョンのはじまり

ワールド・ビジョンは、アメリカ人のキリスト教宣教師(せんきょうし)、ボブ・ピアスによって設立(せつりつ)されました。
第2次世界大戦後、中国や朝鮮(ちょうせん)半島(はんとう)に行ったボブ・ピアスは、戦争(せんそう)(きず)ついたたくさんの子どもたちや人々に出会(であ)い、「すべての人々に(なに)もかもはできなくとも、だれかに何かはできる」と考えました。中国(ちゅうごく)で出会った1人の女の子の支援(しえん)(はじ)め、アメリカに帰国(きこく)後、もっとたくさんの人々に支援を(とど)けるため、1950年に「ワールド・ビジョン」を設立(せつりつ)しました。
ワールド・ビジョンの活動(かつどう)は世界中に広がり、現在では(やく)100カ国で、およそ1(おく)人の子どもたちや人々を、いろいろなかたちで支援(しえん)しています。
日本では、ワールド・ビジョン・ジャパンが、1987年に設立(せつりつ)されました。日本では現在(げんざい)、約5万人が活動(かつどう)を支援してくださり、600名以上の方々がボランティアとして参加(さんか)しています。

ワールド・ビジョンの活動

ワールド・ビジョンの活動には、3本の(はしら)があります。

開発(かいはつ)援助(えんじょ)
世界の貧困(ひんこん)がなくなることを目指して行う支援を、開発援助活動といいます。ワールド・ビジョンは特に、貧困に苦しむ子どもたちが学校に通い、元気に成長(せいちょう)できるよう、子どもたちがくらしている環境(かんきょう)をより良くするための開発援助に力を入れています。井戸(いど)病院(びょういん)、学校の建設(けんせつ)、大人たちの収入を上げるための活動などを、地域の人たちといっしょに(おこな)っています。

緊急(きんきゅう)人道(じんどう)支援
紛争(ふんそう)自然災害(さいがい)がおこったときに、すぐに毛布(もうふ)やテント、食料などを(とど)けます。また、被害(ひがい)()けた人々がもとの生活に(もど)れるようにも支援していきます。子どもたちの心のケアも大切な()()みの1つです。

③ アドボカシー活動
1人でも多くの人が貧困(ひんこん)を生み出す原因(げんいん)に目を向け、行動してくれるように働きかける活動を行っています。ほかの団体(だんたい)とも協力(きょうりょく)しながら、政府(せいふ)市民(しみん)社会へ働きかけ、貧困を生み出す原因の解決を目指(めざ)しています。