WORLD VISION NEWS 2009春号

- カテゴリ: WORLD VISION
- 作成日: 2009/03/10 18:49:24
- 要約: 世界の飢餓、貧困、災害、紛争に苦しむ子どもたちを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン

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特集
が続く 「できる」 ことを目指す支援
ラオスの子ども/ワール ・ ョ ・ ド ビジ ン ジャパンで は、 ラオスにおいて つの地域開発プログラムを 2 行っています。 コミュニティのすべての子どもた ちが教育を受ける機会を得られるように活動し ています 。
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- 特集
チャイル ド・スポンサーシップ
「できる」 が続く と こ
ることを目標としています。 ?チャイルド スポンサーシップの支援を行う多くの ・ 地域では、 長く続いてきた貧困のために、 住民の多くが、 「自分たちにはできない」 と思いこんでいる場合もあり ます。 その状態から、 誰もが 「できる」 可能性を持ってい るということに気がつき、 実際に 「できる」 ようになる には小さな変化が積み重なった長いプロセスが必要です。 チャイルド スポンサーシップによる地域開発プログラ ・ ムが1 0?1 5年という長期間にわたるのはこのためです。
?チャイルド スポンサーシップは、 ・ 子どもたちが健や かに成長できるよう、 地域の貧困解決を目指しています。 では、 貧困とはどのような状況をいうのでしょう?食 べ物が手に入らないこと、 子どもが学校へ行けないこと、 病気になっても薬をもらえないこと ・ 。 ・・ 共通点は、 行 われるべき何かが 「できない」 ことです。 チャイルド ス ・ ポンサーシップでは、 支援によって 「できない」 ことが 「で きる」 ように変化し、 やがてはワールド ビジョンの支 ・ 援なしでも 「できる」 状態が続くことができるようにな カンボジア?ウドン地域開発プログラムの例から
?昨年9月、 13年間に及ぶ支援が終了したカンボジアのウドン地域開発プログラムでは、 支援によって起きた様々な変 化により、 多くの 「できる」 が達成され、 その成果は今、 住民によって引き継がれています。 住民にとって最大の問題だっ た食糧不足の解決、 リーダーの変化、 チャイルドの成長という、できる」 「 への3つの変化を通じてご報告します。
“できる”
米(こめ)銀行や農業支援で、 食糧を手に入れられるように
?ウドン地域でチャイルド・スポンサーシッ プによる支援を開始したのは1995年。支 援開始前、 95%が農業に従事している村人 にとって最大の問題だったのは、食糧不
足でした。 「村人は毎年、高利貸しからお 金や米を借りざるを得ませんでした」と、 地域リーダーのフイ・サムさん(52歳)は 語ります。食糧不足はまた、就学率の低さ や、 蔓延する疾病といった問題の原因となっ ていました。このため、プログラムでは食 糧の安定確保を最終目標の一つに掲げ、米 銀行を設立しました。米銀行は、田植えの 時期や干ばつ発生時など食糧確保が困難 な時、住民に米を貸し付ける仕組みで、借 り入れを行った住民は、収穫後に低利息 相当の米を加えて返済します。
“できる”
豊かな収穫に喜ぶサムちゃん (15歳) ウドン地域の食糧安 。 定確保は、 米銀行だけではなく 農業支援によっても実現しま した。 灌がい設備の整備や、 土 壌の改善、 農業技術訓練や農作 業用具の提供により、 米の生産 高が向上しました 米銀行から米を受け取る人々。 支援を通じて、 ウドン地域で は44の米銀行が運営され、 300トン以上の米が蓄えられ るようになりました。 今後は、 住民による委員会が銀行を管 理運営していきます
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- とを目指す支援
ウドン地域のビフォー&アフター
ビフォー?支援前の問題点とその原因
?カンボジア/ウ ドン地域開発プログラムの支援を通して?
アフター?支援活動の成果
1、食料の安定確保? ??米作の生産高向上、米銀行等設立、各家庭の収入向上 2、保健衛生の改善? ??母子保健をはじめとする保健サービスの向上、栄養状態の改善 3、教育?小学校在籍率の向上、子どもクラブの運営 4、地域住民の能力強化 ??農業や地域の開発計画に関する研修実施を通じた能力強化
1、食糧不足 ??米作に必要な物資と技術が少なく、収穫率が低い。干ばつと洪水。 2、保健衛生 ??栄養状態が悪く、住民の保健衛生に関する知識が乏しい。 3、教育 ??教育に対する意識が低い。経済的理由などで学校に行けない。 ??教育の質が低い。
”
“できる”
現在は、 ウドン地域の 幼稚園で先生として働 くカナさん
支援を受けたチャイルドが 未来を担えるように
?昨年12月、ウドン地域から元チャイル ドのカナ・ナンさんが来日しました(p.10 参照) 。カナさんがチャイルドとしてスポ ンサーに紹介されたのは11歳の時。日本 のスポンサーから届く手紙に励まされて
リーダーが地域を ひっぱっていけるように
?フイ・サムさんは、米銀行によって高 利貸しから借金する住民が減ったことを 大きな変化だと説明しながら、彼自身の 変化についてこう語ります。 「何より私自 身が変わりました。WVスタッフととも に積極的に活動を続け、農業の知識、村 落開発のための専門的な手法など、能力 向上のための機会を与えられました。こ れからも、村の開発委員たちと計画を練 りながら活動を続けていきたいと思います」 。
地域リーダー、フイ・サムさん
成長しました。 「スポンサーの方からの手 紙はとても嬉しかったです。頑張って勉 強するように、健康に気をつけるように、 励ましてくれました。手紙をもらううちに、 勉強や自分の健康のことを考えるようになっ ていきました」 。そんな彼女も、 今では21歳の幼稚園の先生。 「地域の子どもたちには私 以上に多くのことを学んで 育って欲しい」と、今度は 大人として子どもたちの成 長を願う立場になりました。
カナさんと家族 支援開始当時のカナさん
“できる” ?が続いています
?ウドン地域では、 米の生産高向上、 就学率の向上、 栄養改善など、 多くの成果が生まれました。 この結果自体に大きな意味がありま す。 しかし同時に、 支援終了後も、 米銀行の運営、 孤児の支援、 井戸 の維持 管理などが住民の力によって継続されていることに、で ・ 「 きない」 「できる」 から 状態の継続を実現した、 支援の真の成果が あります。 そして多くの子どもたちが、 カナさんのように自分を 気にかけてくれるスポンサーによって元気づけられ、 未来に 今、 つながる地域づくりの担い手として成長しているという事実が、 支援によってもたらされた実りなのです。
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- モンゴル国 ハイラアスト地域開発プログラム?支援期間16年(2006年?2021年終了予定) バヤン ウルギー地域開発プログラム?支援期間15年(2007年?2021年終了予定) ・ ?モンゴルは内陸国で年間を通して乾燥しており、 冬は氷点下20度以下の寒さになり ます。 経済の中心は畜産業や鉱業です。 社会主義体制下では産業が保護されていました が、 民主化への移行や、 近年の雪害で多くの人々が家畜を失ったことにより、 貧富の差 が生まれています。 主に牧畜により生計を立てています。 ?? Q プログラムで難しい面はありま すか? 今西 バヤン ウルギー地域は西のカ : ・ ザフスタンに近く、 住民の多くがカ ザフ語を使っているため、 支援チャ イルドもカザフ語で手紙を書きます。 しかし、 カザフ語と英語ができるスタッ フはいないため、 カザフ語からモン
バヤン ウルギー地域開発 ・ プログラム
Q 支援地はそれぞれどのような地 ?? 域ですか?
今西スタッフ (以下、 今西) ハイラ : アスト地域は首都ウランバートルの 市内にある平屋が多く建ち並ぶ地区 で、 モンゴルの伝統的な住居のゲル に住んでいる人たちも多くいます。 市内の一部には社会主義時代につく られた団地や学校などの施設があり ますが、 WVJはそれらが整備されて いない特に貧しい地域で活動してい ます。 一方、 バヤン ウルギー地域は ・ 首都から1700キロ離れたモンゴル 西端に位置し、 荒涼とした土地で家 屋も点在している地域です。 人々は
モンゴル伝統的な住居「ゲル」を建 設している。ホームレスの家族に 住居の支援を行った (ハイラアスト)
ゴル語に翻訳し、 別のスタッフがモ ンゴル語から英語に翻訳するという 作業を行っています。 日常モンゴル 語を使用しているハイラアスト地域 とは異なり、 バヤン ウルギー地域は ・ 日本とのやりとりに時間がかかりま す。 ?? Q 活動の対象はどのように決めら れるのでしょ うか? 今西 統計などを元に地域のおおま : かな状況を調査した上で、 住民、 行政 関係者などいろいろな立場の方から 直接話を聞き、 地域の問題を把握し ます。 問題の本質を引き出すために、 それぞれの立場の人が話しにくいこ とがないよう、 同じ立場のグループ で議論できるようにしています。 こ こで挙げられた問題を分析、 整理し、 特に改善が必要な分野を活動の対象 としています。 自分たちの住む地域 の生活改善に住民自身が関わり、 意 識が変わることが大切です。
チャイルド・ストーリー
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世界チャンピオンを目指して ?9歳のダバダンバ君は母と祖母の3人暮らしで す。厳しい冬の朝、彼はまず市場に薪(まき)を買いに行き、 買った薪を背負って家に帰ると、凍った道を少し離れた井戸ま で水を汲みに行きます。ダバダンバ君は、冬場、病気で学校を休むこ とが多くありました。夕食はいつも具のない麺(めん)で、米、肉や野菜を 食べるのは母親の給料日の月1回だけでした。彼には、レスリングを習いたい、 という夢がありましたが、母の給料だけではその 夢をかなえることができないでいました。 ?彼の住んでいる地域でWVの支援が始まりチャイル ドに登録されると、まず冬服を受け取りました。またレ スリングを習わせてもらえるようになったのは、大きな 喜びでした。練習熱心な彼は3ヵ月で子ども大会で優勝し ました。レスリングを始めて、ダバダンバ君には自信と勇 気が生まれました。成績も良くなり、今はどの科目もク ラスのトップと胸を張ります。 「将来はプロのレスラーに なって、世界にモンゴルのことをもっと知ってほしい。 夢をかなえてくれたのは日本の親切な人々。ありがとう!」 ダバダンバ君が新しく習った技を披露する夜は、小 さな家から、喜びの声が響き渡ります。
大嵐で被害を受け、家の修復支援対象となっ ている家族と今西スタッフ。母親も精神的 な問題を抱えている。子どもは足が不自由 だが、支援でリハビリを受け徐々に回復し つつある(バヤン・ウルギー)
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- ワール ・ ド ビジョン ジャパン ・ (以下WVJ) のスタッフは定期的に現地を訪問し、 プログラムの状況を確認し、 現地スタッフと支援活 動の調整を行っています。 支援が始まって間もないモンゴルと、 支援終了に向けて活動を住民に移譲していくよう動き出している イン ドのプログラムについて、 海外事業部のスタッフに聞きました。
デリー
インド共和国 モトクルトゥ地域開発プログラム?支援期間19年(1991年?2010年終了予定) パラニ地域開発プログラム?支援期間16年(1995年?2011年終了予定) マドラス地域開発プログラム?支援期間15年(1995年?2010年終了予定) ?十数年にわたる3つのプログラムの終了が数年後に近づいています。 地域の人々が自立 して生活していけるように、 残りの期間、 支援を通して設立した住民による組織や環境の 整備、 人材の育成などを行っていきます。
マ ドラス地域開発プログラム
イン ド
モ トクル トゥ地域開発 プログラム
Q プログラムの終了が近づいてい ?? ますが、 特にどのような活動をしてい ますか?
高橋スタッフ (以下、 高橋)これまで : のWVの活動を地域の住民が主体的 に、持続的に行うためには、住民に よる組織が不可欠で、そのための体 制を整えているところです。パラニ 地域では、地域全体の自助グループ を統括する住民組織「LIFE (Living Icons For Empowerment エンパ : ワーメントへの生きたしるし) 」を、 政府に正式に登録し、現地NGOと して独立させました。 Q 自助グループの活動はどのよう ?? に管理されていますか? 高橋 家畜の飼育や縫製などの活動 : を行う自助グループの多くは、小額、 プロジェクトの評価段階では子どもたち 住民組織 「LIFE」 の事務所。 組織のメンバーと高橋 からも意見を聞いています (パラニ) スタッフ (パラニ) 低金利のローンを受けて事業を行っ ています。ローンや収入を適切に管 ?????? 貧しさの中で学校が希望に 理するため、住民のために開設した カンヌチャミーさんは38歳で、足が悪いため、松 葉杖に頼って生活をしています。そのため、農作業は妻の 情報センターを活用し、会計情報を インディラニさんの仕事です。妻のわずかな収入に頼っているため、 コンピュータに入力して情報共有を 11歳になるウマラニちゃんと14歳のカルチック君は学校に行くこと すすめています。 ITの発展が目覚ま ができないでいました。 しいインドでは、農村と都市の情報 ?チャイルド・スポンサーシップによる支援が始まってから、一家の生活は少 格差を埋めるためにも有効です。 しずつ変わってきました。ウマラニちゃんが学校に通うことができるようになっ Q 子どもに対してどのような取り組 ?? ただけでなく、経済支援として2匹のヤギの支給を受けました。生まれたヤギを売 みがされていますか? ることで3,000ルピー(8,000円程度)の収入を得て、ヤギは今では3匹になりました。 高橋 地域の課題に子どもの意見を : ウマラニちゃんは友だちのたくさ んいる学校が好きです。 「全教科好 取り入れるため、子ども議会をつく り発言の機会を提供しています。子 きですが、国語(タミル語)の授業 ども議会のメンバーが、低いカース が一番好き」と、クラスで上位に入 る優等生です。将来の夢は医師にな トの人が購入した灯油の量があま ることと聞いて、父親のカンヌチャ りにも少ないことに気づき、その店 ミーさんは「子どもたちのために がカーストにより灯油の秤(はかり) もっとがんばりたい」と語って を操作していることを見つけました。 います。 地域の行政機関の議長にその店を
指導してもらうと、それ以来、差別 は減ってきました。子ども議会は定 期的に集まって村の問題に立ち向かっ ています。 ? 住民に活動を引き継ぐ上で大切 Q なことはなんですか? 高橋 人々が正しく活動を進めてい : くための人材育成と、現地政府や他 の支援団体等との連携作りが重要
です。自助グループのリーダーを対 象に、 リーダーシップ向上、 資金調達、 事業計画の作成と管理、政府の地方 支援プログラムへの申請など、多岐 にわたる技能の研修を行っています。 住民が自分たちで地域の問題点を 見つけ、共有し、政府とも協力して 問題解決していく力をつけられるよ う働きかけています。
チャイルド・ストーリー チャイルド・ストーリー
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- チャイルド・スポンサーの現地訪問ツアー「地球あちこち」
?ワールド・ビジョン・ジャパンでは、チャイルド・スポンサーの皆さまに支援の成果を実 感していただくため、また、チャイルドとの絆を深めていただくために、現地訪問ツアーを 実施しています。 「支援が役立っていることがよくわかった」とか、 「チャイルドとの対面が 本当に嬉しかった」 と、多くの方々から好評をいただいています。
?「中国を知る旅」で確認した地域の変化?
?2008年10月、チャイルド・スポンサーの「中国を知 る旅」が実施され、 7名のチャイルド・スポンサーが馬山 地域開発プログラムを訪問。 5年前のツアー実施時と比べ、 地域の大きな変化を確認できました。 ?成果の一つとして、学校舎の整備があげられます。支 援対象となった小学校の校長先生によると、 「以前、屋 根から雨漏りするような校舎だった時には、教員がよく 辞めていました。先生が安定して居つかないので、子ど もたちも集中して勉強できませんでした。しかし、校舎 がよくなってからは、先生も教えることに集中でき、意 欲が増している」とのことでした。校舎というインフラ が整うことによって、教師の意欲に変化が起こり、教育 が充実していく。こうした人の変化こそ、活動成果が継 続するためには大切です。
立ったまま食べていた5年前の 風景 (左) から、 楽しむ食事の風 景へ (右)
2003年時の訪問時 (左) と比 べて、 改善された教育環境を 目にすることができました (右) 。
?インフラの改善は、教師の意欲向上につながり、教育の質も向上しています。また、 5年前には乏しい食事をかき 込むようにして立ったまま食べていた昼食風景でしたが、現在ではおかずの品数も増えテーブルを囲んで会話も楽 しみながらの食事となっています。
現地訪問ツアー「地球あち 「中国を知る旅」参加者の声 こち」は、様々な支援国を 順番にめぐりながら年に2 ?3回実施しています。ご 支援いただいている国の順 番がくるまでお待たせして しまいますが、ぜひご参加 ください ! 「中国を知る旅」 に参加したスポンサーの方々と、
馬山地域の子どもたち
岐阜県在住:三尾好市さん 特に学校 道路等の地域インフラが整備 ・ されたことにより生活が安定したのか、 現地の方々の生き生きとした生活に接し、 支援活動の成果かと暖か な気持ちになりました。
チャイルドとの食事 を楽しむ三尾さん
●チャイルド スポンサーの ・ 「地球あちこち?タンザニアを知る旅」 参加者募集!
訪問先 ンゲレンゲレ拡大地域開発プログラム : (TZA-170433 ) 、ムゲラ地域開発プログラム (TZA-183537) 期間 2009年8月20日 : (木) ?30日 (日) 参加費 約40万円(燃油料やビザ代などが、別途6万5千円かかります) : 申込締切 2009年6月15日 : (月) 必着
募集人数 20人 : (最少催行人数14人 タンザニアのスポンサーを優先します。申し込み多数 : の場合は、申し込み順やこれまでの参加回数などを勘案して選考させていただきます) 支援が始まったばかりのムゲラ地域開発プログラムと、 2010年に支援終了予定のンゲレン ゲレ地域開発プログラムを訪問します。 関心がある方は、まず資料をご請求ください。 お問い合わせ 支援者サービス課?TEL 03-3367-7621 : :
タンザニアの子ども
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- 支援者紹介
支援者紹介
プロゴルファー?中嶋常幸さん?
なかじまつねゆき
?プロゴルファーとして活躍を続け34年目を迎える中嶋常幸さん。昨年秋に開催された2008年度日本シニアオー プンゴルフ選手権では見事に優勝を果たしました。中嶋さんは、 2005年8月からスリランカと中国の2人のチャ イルドのスポンサーとしてご支援くださっています。支援開始のきっかけと、支援からご自身が得ている喜びに ついて語ってくださいました。 ?私はテレビ番組を見ていて、チャイルド・スポンサー シップという活動を知りました。それまでもいろいろ な人が参加しているということは聞いていましたが、 番組をきっかけに、スポンサーには簡単になることが でき、自分自身が人の役に立てる喜びを感じられると いうことで、 参加を決めました。今は、 スポンサーとなっ ている子どもたちから手紙が届くのがすごく楽しみで すし、何よりも、その子たちの役に立てているという こと自体が、私自身の大きな喜びになっています。チャ イルド・スポンサーになって良かったな、と感じてい ますし、できればもっとサポートをしていければと願っ ています。
※ 中嶋さんは、 スポンサーシップ メッ ・ センジャー (DVD) の中でも、 コメント してくださっています。 詳しくは11ペー ジをご覧ください。
中嶋常幸さん(右)と、 WVJ高木国内事業部長 中嶋さんがスポンサーとなっているスリランカのチャ イルドからの手紙
このコーナーでは、支援者の皆さまから 寄せられる疑問・質問にお答えいたします
Q A
答える人 支援者サービス課長?柿沼スタッフ :
チャイルドに手紙を書こうと思うのですが、なかなか書けません。 皆さんはどのようなことを書いていますか? 紙を出してみてください。 ?現在事務局では、チャイ ルド・スポンサーシップ申 込み後に送付するスポンサー キットの中に、スポンサー の自己紹介を簡単にチャイ ルドに送れるレターセットや、 スポンサーの方なら誰でも利用できる『手紙キット』 を準備しています。 『手紙キット』は、宛名など必要な 情報が印刷してあるとても便利な封筒と便せんのセッ トです。この機会にぜひご利用ください。? (手紙キットの請求先?Tel:03-3367-7621、 Eメール: dservice@worldvision.or.jp ホームページからもご請 求いただけます)
なお、手紙は必ず書かなくてはならないものではありません。
?チャイルドへの手紙は、書きたいと思ってもなかな か書けないと思う方がたくさんいらっしゃいます。そ の理由の一つとして、書き方が複雑で・・・、というこ とがあるようです。また、手紙が書けないもう一つの 理由として、どのような内容を書いたら良いかわから ないという方がいらっしゃいます。スポンサーが書い た内容でチャイルドが傷つかないか、など考え過ぎて しまうようです。 ?実際に、 私が現地で出会ったチャイルドは、 スポンサー からの手紙を宝物のように大切に持っていて、私に見 せてくれました。スポンサーから手紙が届くというこ とが、チャイルドにとってとても嬉しいのです。ご自 身やご家族の紹介、住んでいる地域のことなど身近な ことを簡単な短い文章で結構です。まだチャイルドに 手紙を書いたことがないスポンサーの皆さま、ぜひ手
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- /開発教育?
ーヒルトン東京ベイ 「ヒルトン・クリスマス・ トレイン」 によるご支援ー 子どもたちの笑顔を願って?
WVJについては、どのように知ったのですか? ?国際援助団体をいくつか調べていた折、お台場で開催 されていたWVJの「教科書にのっていないアフリカ」を 偶然体験して、大変感動したスタッフがいまして、 「素晴 らしい活動をしている団体がある」と報告を受けました。 子ども対象の支援に使われること、そして、支援金の使 われ方が明確でわかりやすかったので、 WVJに支援する ことを決めました。 支援地の子どもたちにどのような思いをお持ちですか? ?木陰で勉強しているお子さんたちの笑顔を写真で見せ ていただきましたが、 学校が改修されて、 この笑顔がもっ と輝けば、 「こちらこそ、ありがとう!」という思いです。 企業の社会的責任についてどのようにお考えですか? ?企業の社会貢献の形は多種多様ですが、まずは小さく ても一歩を踏み出し、継続していくことが大切だと思い ます。ヒルトン東京ベイでは、ヒルトン・クリスマス・ト レインを通して 「恵まれないお子さんたちの役に立ちたい」 とスタッフ全員が思いを共有しています。企業の社会的 責任という「義務感」だけではなく、その「思い」を大切 にし、今後もできる限り、続けていきたいと思います。
フィ リピン「サンタ・マルセデス小 学校改修事業」 をご支援いただい ているヒルトン東京ベイ (千葉県 舞浜市)マーケティ ング・コミ ュニ ケーション部長 池田真理さんに、 支援に至る経緯をお聞きしました。
ヒルトン東京ベイの池田さん
ヒルトン・クリスマス・トレインについて教えてください。 ?ヒルトン・クリスマス・トレインとは、面積60m の冬 のヨーロッパの山間を再現したカラフルな列車模型が走 り抜ける展示物です。毎年お客さまに大変喜んでいただ いていますが、協賛金の一部は恵まれないお子さん方を 支援することを目 的 と して い ま す。 過去数回は国内支 援をしてきて、今
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ヒルトン・クリスマス・トレイン
回は世界に目を向 けようと一年前に 支援先の調査を始 めました。
貸 出 し第1号 「教科書にのっていないアフリカ」スクール版 !
?12月16日(火)?22日(月) 、 体験型イベント「教科書にのって いないアフリカ」スクール版を 川崎市立橘高校が開催。のべ体 験者数477名と盛況のうちに終 了 し ま し た 。今 回 の 開 催 は 、 2007年に東京で開催された「教 科書にのっていないアフリカ」 を体験した生徒さん、先生方が、 「もっと多くの人に体験してほし い!」という思いを抱いて企画し、 実現しました。建造物の組立て から運営まで、すべてボランティ ア・スタッフの生徒さんが中心と なって行いました。
開催中に寄せら れた コ ン メ トの一部を紹介し ます
“かわい まれた環境 そう” と思って 自分がどんなに恵 せ いけない は んなにしあわ と思った ど 。 じ地 にいるか、 同 球に住む なった けに 同じ人間 考 きっか の現状 か、 える として考 えていき たい ボランティアに参加して、 忘れ したことを ここで体験 自 「伝える側」 。 になれてう いと思った てはいけな ていき れしかった ことをし 分にできる
オリビアの人生を体験する参加者
たい
皆さんの学校などでもアフリカの世界 を再現してみませんか!必要な写真パ ネルやアフリカで実際に使われていた 生活道具などの開催パックはWVJが貸 出します。 (問合せ先?TEL:03-33677253 Eメール: school@worldvision.or.jp)
ボランティア・スタッフとして参加した生徒さん
※ 「教科書にのっていないアフリカ」 とは、 臨場 感あふれるビジュアルとサウンドを通して、ア フリカの厳しい現実を懸命に生き抜く子どもた ちの姿を実感することができる体験型イベント です。
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- アドボカシー?
報告とお知らせ
子どもたちを救うために: 今年もG8サミッ トに向けてキャンペーンを計画しています
?ワールド・ビジョンは、 (主要国) G8 首脳陣に対し、 ここ数年HIV/エイズ対策や保健医療分野での援 助拡充を求めてきました。 昨年は1万2000人以上 の日本の皆さまの署名によるご賛同に支えられ、 北海道洞爺湖サミットに向けた働きかけを行い ました。 G8サミットにおいて首脳陣は支援策を示 し、 援助資金を公約しています。 金融危機を発端と する世界経済の悪化を受けて主要国の援助予算 の縮小が危惧されていますが、 昨年来の食料 燃 ・ 料価格高騰で途上国に飢えは広がり、 3秒に1人の 子どもが防ぐことができる原因で命を落として います。 今こそ、 G8の公約実行が求められています。 ワールド・ビジョンは、 今夏イタリアで開催される G8サミットに向けてキャンペーンを行います。 2009年G8サミットが開催されるイタリアで、 詳 世界のWV担当 細は4月以降にホームページと次号のニュースレ 者が集い戦略を検討しました。 右端はWVJ片山事務局長 (2008 年11月、 ローマ) ターでご案内します。 ぜひご協力ください。
ハイディ ・デュピイ スタッフ WVアドボカシースタッフ紹介 ーカンボジア?
?世界の貧困の解決を目指して関係者に働きか 行者がカンボジアなどの東南アジア諸国で子ど けを行うアドボカシー活動では、 国際的な連携が もたちを買春する問題について協議するため、 外 不可欠です。 ともに働いているWVのアドボカ 務省と警察庁を訪問しました。 今、 シースタッフを紹介します。 ?現在の仕事で得られる喜びについてハイディは、 ?12月に来日したWVカンボジアのハイディ デュ WVの支援による働きかけを通じて子どもたちの ・ ピュイ広報 アドボカシーディレクター。 ・ 彼女は 心の持ち方が変わり、 幼少期にポルポト独裁政権下のカンボジアを逃れ、 未来に向かって力 難民として家族とともに米国へ移住し、 25年後、 強く成長していく カンボジア再建のために役立ちたいという思い 姿を目の当たりに とともに帰国しました。 まだまだ貧しさに取り残 することが、 なによ されている子どもたちや、 人身売買の危険にさら りのやりがいだと されたり、 HIV/エイズの広がりによって弱い立場 語りました。 に置かれている子どもたちを守るため、 精力的に 活動しています。 日本滞在中は、 12月1日の世界エ イズデーにちなんで開催したWVカフェで、 HIV/ 警察庁生活安全局少 エイズがカンボジアの子どもたちに与えている 年課との意見交換を 終えたハイディ 影響について情熱をこめて語ったほか、 日本の旅
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- キャンペーン報告/募金報告
「 “何か” はきっとできるキャンペーン」 5,908人の子どもたちに で、 チャイルド・スポンサーを紹介することができました !
?11 月1日からクリスマスまで、6000 人の子どもた ちに紹介するチャイルド・スポンサーを募集する「 “何 か”はきっとできるキャンペーン」を実施しました。 目標の 6000 人には惜しくも届きませんでしたが、多 くの方が行動を起こしてくださったことに、心から感 謝いたします。キャンペー期間中には、2008 年 9 月 に支援が終了したカンボジアのウドン地域で育った元 チャイルド、カナ・ナンさんとWVカンボジアのアド ボカシー・広報ディレクター、ハイディ・デュピュイ 氏が来日。カナさんは、合計 3 回開催されたWVカフェ・ スペシャルで毎回 100 人を超える参加者を前に、これ までの感謝と、支援が自分の人生にどんな変化をもた らしたかを伝えました。WVカフェ・スペシャルに参 加した方々からは次のような感想をいただきました。 ?また、カナさんはチャイルド・スポンサーとして 10 年にわたって励ましてくださった安西礼子さん(香 川県在住)を訪問。カナさんに対面した安西さんは「やっ ぱり感激ですね。はじめに見せていただいた写真の時 から、こんなに大きく素晴らしい女性になったという ことで、感無量でした」と喜んでおられました。スポ ンサーとしてご支援くださることについては、 「自分
も心が豊かになれると思うんです。手紙の返事が書け ない時は後ろめたかったりしましたが、自分のできる 範囲でやることが続けるコツ。硬く考えずに気楽にで きたからこそ 10 年続けられたと思います」と語って くださいました。
●支援を受けた子どもの生の声を聞けて、
?貴重な体験となりました ●報告書だけでは伝わりきれない思いを ?感じました! ●できることを少しずつ始めていきたい、 ?そんな気にさせられました。
WVカフェ スペシャルでチャイルド ・ ・ スポンサーシップによる支援が何を もたらしたかを語るカナさん (右)
カナさんと安西礼子さん (右)
児童保護募金・誕生日記念募金へのご協力をありがとうございました。 募金件数 7,971 件 募金総額 58,295,759 円 感謝とともにご報告します 。
2007 年 10 月 1 日? 2008 年 9 月 30 日)
職業訓練校 (裁縫クラス) に通う 子どもたち
児童保護募金・誕生日記念募金は、ミャンマーにおける保健衛生改善事業などにも使わせていただきました。 募金をくださった皆さまには、後日報告書をお送りします。
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- ●2009年 (3月?5月) の活動報告会のご案内
?WVJの活動をより深く理解していただく絶好の機会です。 お知り 合いの方をお誘い合わせの上、 ぜひご参加ください。 お待ちしてい ます。
●スポンサーシップ メッセンジャー ・ (DVD) 完成の ご案内
?知人にチャイルド スポンサーシップを紹介したいので、 ・ 簡 てきましたが、 このたび、 チャイルド スポンサーシップの紹介 ・ 単に説明できる資料がほしい、 というリクエストをいただい
?会場の都合により、 定員を超えた場合、 お断りさせていただくこ とがありますので、 参加をご希望の方は、 事前にメールやお電話に てご連絡ください。 支援者サービス課Tel:03-3367-7621 Fax:033367-7652 (ホームページからもお申し込みいただけます) 甲信越 東海エリア ・ 静岡県 3月28日 (土) 14:00-16:30 静岡県コンベンションアーツセンター 「グランシップ」 会議室1202 〒422-8005? 静岡県静岡市駿河区池田79-4 Tel 054-203-5710 : 岐阜県 5月23日 (土) 14:00 -16:30 じゅうろくプラザ (岐阜市文化産業交流センター) 研修室2 〒500−8856? 岐阜県岐阜市橋本町1丁目10番地11 Tel 058-262-0150 : 愛知県 5月24日 (日) 14:00 -16:30 名古屋中小企業福祉会館5階第1会議室 〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須2丁目19番36? Tel 052-221-6721 : 近畿エリア 和歌山県 4月4日 (土) 14:00 -16:30 県民交流プラザ?和歌山ビッグ愛503会議室?? 〒640-8319 和歌山県和歌山市手平2丁目1-2? Tel 073-435-5200 : 三重県 4月5日 (日) 14:00 -16:30 三重県総合文化センター4階小研修室 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234????? Tel 059-233-1111 : 大阪府 4月25日 (土) 14:00 -16:30 大阪市社会福祉研修 情報センター大会議室 ・ 〒557-0024 大阪府大阪市西成区出城2丁目5-20 Tel 06-4392-8200 : 奈良県 4月26日 (日) 14:00-16:30 奈良県社会福祉総合センター?研修室C 〒634-0061 奈良県橿原市大久保町320-11
Tel: 0744-29-0111
DVD、スポンサーシップ メッセンジャー』 『 ・ が完成しました。 プロゴルファーの中嶋常幸さんはじめ、 チャイルド スポンサー ・ の声もご紹介しています。
お知り合いの方にチャイルド スポンサーシップをご紹介い ・ ※ ホームページ (http://www.worldvision.or.jp/) から申し込 めます。 ただく際に、 とても便利です。 ぜひご利用ください。
編集後記
カナさんの来日の際には、 途上国で社会的身分の低い人が日本 へのビザを取得することが容易でなかったり、 カンボジアから の経由地バンコクの空港が閉鎖されたため直前に飛行機の便を 変更することになったりと、 円滑に進まないことが多くありま した。 カナさんと対面してスタッフ一同ほっとしました。 (つく) 最近、 ホームページからの問合せや資料請求が電話よりも多くなっ てきました。 すでに日本社会では当たり前のことですが、 WVJも “チェンジ” が始まっています。 (カッキー) 1月はアフリカ3各国の事業視察をしてきました。 30年近くに及 ぶ内戦の後、 平和が戻ったアンゴラで、 地雷で片足を失った元兵 士の方に会いました。 「ワールド ビジョンから食糧やリハビリ、 ・ 生きていく手段など沢山受け取ったが、 最大のものは将来に対 する希望をもらったことだ」 語ってくれました。 と、 これこそが 私たちの働きのゴールだと、 胸が熱くなりました。 (事務局長)
●第19回ヤマザキ 『ラブ ローフ募金』 ・ 贈呈式
われました。 山崎製パン (株)及び 、 (株) デイリーヤマザキより、 ?10月15日に、 第19回ヤマザキ 『ラブ ロー ・ フ募金』 贈呈式が行
お預かりした募金は、 アンゴ サイクロン及び中国 四川省 ・
お寄せいただいた募金、 総額24,508,798円をいただきました。
全国のヤマザキのお店に設置されているラブ ローフ募金箱に ・
ラ食糧 農業支援、 ・ ミャンマー ・
大地震緊急援助募金のために、 有効に役立たせていただきます。 ここに謹んで御礼申し上げます。
山崎製パン株式会社飯島代表取締役社長 (右) から目録を受け取る WVJ榊原理事長 (左) ?
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